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AIフロンティアプログラム行動規範

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 委託事業

 この行動規範は、AIフロンティアプログラム(以下「本プログラム」)に関わる全てのPM、メンターおよび育成対象者(以下「私たち」)が遵守すべき、倫理的で責任ある活動に関する基本的な理念を定めたものです。
 これらの規範は、「私たちの使命」および「私たちの価値観」のもと、私たちの倫理的行動の礎となるとても重要なものであり、私たちはこの行動規範に従って行動します。
なお、行動規範に違反した場合には、育成事業進捗会議等に諮ったうえで、地位や資格の剥奪、支援停止等の懲罰が科される場合があります。

私たちの使命

 私たちは、AI研究を推進し、AI利活用の具体的な道筋を探索し、人々に示すことで、AIの社会実装を実現し、ひいては日本国の発展と人類の進歩に貢献します。

私たちの価値観

高潔、誠実、公平

 倫理的で責任ある行動により、国民の期待と信頼に応えます。

人類愛と挑戦

 私たちは人類愛に基づきAIの進化の方向性を模索し、挑戦を続けます。

人権と多様性

 私たちは人権を尊重し、多様性を重んじて、様々な意見に耳を傾けます。

社会貢献

 本プログラムは、第一に社会貢献を目的としていることを自覚し、個人の満足ではなく、社会全体の向上のために努力します。

行動姿勢

公正、協力

 私たちのすべての行動は、常に公正さと誠実さを重視し、社会貢献を第一の目的として研究および育成活動に取り組みます。また、すべての育成対象者は、常に積極的な意見交換を行い、互いの研究テーマを洗練していきます。

機会平等

 PM・メンターは、本プログラムにおける育成対象者となる人物の選考に際し、一切の偏見を持ち込みません。選考にあたっては、その研究または育成対象者により社会と産業への貢献がどの程度見込めるか、その確からしさとインパクトの両面をよく考慮して選抜します。

長期的目線での育成

 PM・メンターは、日本国と国際社会に貢献し得るAIフロンティア人材の育成を目指し、長期的な目線で活躍する人材を育成します。短期的な目標に拘泥することなく、真に未来の人類社会に貢献する方法を常に選択します。

倫理の尊重

 私たちは、研究において、国が定める法令や国際会議などで決定された倫理規範及び法令等を遵守し、安心してAIとともに暮らせる社会の実現に努めます。

プライバシー

 私たちは、AIの研究開発において、関連法令に基づき、個人のプライバシー、利便性、有用性などに十分配慮した上で、AIの社会実装を模索します。

社会への還元

 育成対象者は、本プログラムで得られた知見や成果について、社会実装を行うのみならず、可能な限り国際学会や展示会などで発表し、社会へ還元していきます。

2019年12月10日制定
AIフロンティアプログラム運営事務局

問い合わせ先

本プログラムに関する質問や問い合わせについては、以下の事務局までE-mailでご連絡ください。
一般社団法人未踏 AIフロンティアプログラム運営事務局 (担当:峰本、吉住)

E-mail:ai-frontier@mitou.org

※問い合わせの際は、メールの件名 (題名) を必ず「AIフロンティアプログラム問い合わせ」とし、本文に、「氏名 (ふりがな)」「所属組織名 (部署名)」「電話番号」「E-mailアドレス」を明記してください。