中原 啓貴
所属
東京工業大学 工学院 情報通信系 准教授
専門分野
深層学習、機械学習、計算機アーキテクチャ、FPGA、多値論理
略歴
2007年に九州工業大学 博士後期課程を早期修了し、博士 (情報工学) を取得。同年、九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 産学官連携研究員、2011年鹿児島大学 大学院 理工学研究科 工学系電気電子専攻 助教、2014年愛媛大学 大学院理工学研究科 電子情報工学専攻 講師を得て、2016年から東京工業大学 工学院 情報通信系 准教授。その間、2012年3月に英国オックスフォード大、2019年にインペリアルカレッジ大に研究員として滞在。近年はディープラーニングをFPGAに効率よく実現する設計法に取組んでいる。
メッセージ
AI、特に深層学習はこれまでの機械学習では実現できなかった複雑なタスクを実現できつつある一方、大量のパラメータと計算量を必要とするため、既存の計算機ではスピードや消費電力といった問題をいまだに抱えており、即急な解決が望まれています。
私は自分自身で計算機を一から作ること、そして可能な限り速くすることに興味があり、常に自ら手を動かし、時には鉛筆と紙で理論を考えながら、あらゆる方法で最高の計算機を求めて研究をしております。AIの高速化はやりがいのあるテーマであり、私と一緒にこの難題にチャレンジしてみたい人のご応募をお待ちしております。